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2022.04.25

ニュースリリース デバイス

スマートシティ実現へ向けた取り組み 快適なまちづくりやレジリエンス強化を目指す~AI画像認識技術の活用~

株式会社レスターホールディングス

 

 株式会社レスターホールディングス(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:今野 邦󠄁廣󠄁)はパートナー企業と共創し、スマートシティ(※1)に向けた取り組みを進める自治体へサービス提供とソリューション提案を推進しています。当社は、CVCファンドであるRestar-SBI Innovation投資事業有限責任組合を立ち上げ、ベンチャー企業と連携しスマートシティへの取り組みを進めています。また、スマートシティ向けの都市OSを取り扱う株式会社ウフルとも資本業務提携し自治体向けのレジリエンス強化ならびに新規事業開発にも注力しています。

 

 スマートシティへの取り組みや自治体レジリエンス強化においてはAI画像認識技術を活用したソリューションが有効な手段のひとつと考えられています。AIによる画像認識技術を活用し社会に実装することで地域の機能やサービスを効率化・高度化し、自治体における各種課題解決を図るとともに、快適性や利便性、さらにはレジリエンス強化を含めた新たな価値を創出することができます。
 当社子会社のレスターエレクトロニクスは、パートナー企業と協業しイベントベースビジョンセンサーを用いたエッジAIプラットフォームの提供を開始しました(※2)。イベントベースビジョンセンサーは通常のイメージセンサーとは異なる特性を持っており、夜間や逆光などの厳しい撮像環境下での物体動態認識精度が高いことに加えて、システムにおけるデータ軽量化、低消費電力化、リアルタイム性などが特徴です。例えば街中にある道路灯に組み込むとインフラ側にエッジAIが設置可能となり、昼夜問わず大量の動態データを軽量化されたビックデータとして取り込むことができます。

 

事例:スマート街路灯(イメージ)

 得られたビッグデータを活用することで新しい街づくりに繋がります。当社グループは株式会社ウフルのもつ都市OSとのデータ連携を進めております。現在共同で実証実験を進めている地域では、交通量や人流データ等を活用し、時間帯ごとの道路の有効活用や災害時の避難ルート割り出しなど街のレジリエンス強化へ向けて取り組んでいます。また、快適な街づくりを推進するためのツールとしても期待されています。都市開発によって人流が想定通りとなっているか実態把握する有効なツール、更には人流把握の上で店舗展開エリアのマーケティングツールとしてもご提案しています。加えて、施設や駅ホームなどのLED蛍光灯などに組み込むことで特定対象(例:要介助者等)をエッジ側で検出しアラートを発出するなど、これまでモニターを通して人が監視しなければ見つけられなかった事例もAI画像認識で省人化・効率化するなど、より安全・安心な街づくりに繋がると考えています。

 

 自治体の規模や特性に応じた課題に適したソリューションの提供を通じて、スマートシティの具現化など自治体とともに持続可能な街づくりに貢献してまいります。

 

※1:都市内に張り巡らせたセンサー・カメラ、スマートフォン等を通じて環境データ、設備稼働データ・消費者属性・行動データ等の様々なデータを収集・統合してAIで分析し、更に必要に応じて設備・機器などを遠隔制御することで、都市インフラ・施設・運営業務の最適化、企業や生活者の利便性・快適性向上を目指すもの 出所:野村総合研究所
※2:レスターエレクトロニクス、リリース「DMP、レスターエレクトロニクスおよびPropheseeが、イベントベースビジョンテクノロジーを用いたエッジAIプラットフォームとインテグレーションサービスの提供を開始」、https://www.restar-ele.com/news/news7.html、(閲覧2022年4月25日)

 

【会社概要】
■株式会社レスターホールディングス
所在地:東京都品川区東品川3-6-5 代表取締役CEO:今野 邦󠄁廣󠄁 資本金:43億83百万円
グループ概要:「情報と技術で、新しい価値、サービスを創造・提供し、社会の発展に貢献する」という経営理念を掲げ、世界中の課題を解決する「エレクトロニクスの情報プラットフォーマー」を目指す。事業間シナジー及び外部パートナーとの積極的な共創や資本業務提携等による多様な事業展開、技術領域の伸展、持続的な規模拡大を推進。

URL:https://www.restargp.com/

 

【お問合せ先】
レスターホールディングス 広報・CSR部/IR部 電話:03-3458-4618 E-mail:pr-hd@restargp.com

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