2025年4月、レスターはベトナムの最大手IT企業FPT Corporationの子会社であるFPT Semiconductor, JSC(以下「FPT社」)と基本合意書を締結しました。ベトナムでは半導体産業が国家戦略として位置づけられ、政府主導で積極的に産業育成が進められています。地政学的な緊張が高まる中でも、中立の立場を保ちながら世界の電子部品の供給で重要な役割を果たすことを目指すベトナムは、レスターにとって魅力的な市場です。FPT社との提携は、東南アジア地域でのプレゼンスを拡大すると同時に、半導体開発・製造などのエンジニアリングに関連する将来的な事業基盤を強化するための重要な取り組みにもなっています。

基本合意書調印式の様子レスターは、2025年に日本市場で初めてFPT社のチップを販売しました。これは両社の提携が具体的な成果を生み出した、記念すべき第一歩です。FPT社との提携では、製品の共同開発を始めベトナム拠点での技術協力まで協業の範囲と定めています。単に商材の販売にとどまらず、設計や技術提供まで広げることで、より高い付加価値をお客様に届ける体制を整えます。これは、レスターが中期経営計画で掲げるエンジニアリングビジネスユニットの確立を目指す取り組みにもつながります。
日越協力フォーラム調印式の様子
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半導体チップの販売
3年間で1,000万個の販売を目標に、FPT社とレスター両社のネットワークや資源を活用して市場開拓を推進します。アジア地域での展開も積極的に進めます。
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共同開発
技術力を補い合い、競争力のある製品づくりを進めます。技術者同士の交流や知識の共有も行い、協力体制をさらに強化します。
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後工程受託サービス(OSAT)
製品の品質を確保し、安定してお客様に届けられる体制を整えます。これにより、お客様に信頼される技術提供を実現します。
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ベトナム拠点での開発
設計・開発などの技術サービスを現地で提供し、迅速かつ効率的な開発体制を構築します。
レスターはこの協業を通じて、設計・開発・品質管理の各段階で技術力を発揮し、お客様に安定した製品とサービスを提供します。中期経営計画に掲げるエンジニアリングビジネスユニットの確立を目指しつつ、東南アジアでの存在感の向上に向けた取り組みを進めます。市場の成長やお客様の期待に応え、レスターはエレクトロニクス商社としての役割をさらに強化し、持続的な価値創出を目指します。
共創コラム
共に挑戦し、更なる高みを目指す
2026年4月1日、レスターにレスリング 藤波朱理選手が入社しました。藤波選手は、53kg級での世界選手権、アジア大会、パリ2024オリンピック制覇を経て、57kg級への階級変更という新たな挑戦を選びました。階級変更後の初めての国際大会となった2025年10月のU23世界選手権大会で優勝、更には同年12月の天皇杯でも優勝を果たしています。また、中学2年生だった2017年9月から積み重ねてきた公式戦連勝記録は150となり、未だに記録更新継続中です(2026年4月現在)。
共創が生む、世界への扉
レスターのVision(経営理念)には、「世界・社会貢献・共創と革新」という言葉が掲げられています。これは、多様な強みを持つパートナーとともに、単独では生み出せない価値を創造し、社会の発展に貢献するという、経営の根幹をなす理念です。2025年10月、その「共創」を体現する取り組みが、新たなかたちで動き出しました。
共創が拓く、新たな価値の創造
2025年4月、レスターはベトナムの最大手IT企業FPT Corporationの子会社であるFPT Semiconductor, JSC(以下「FPT社」)と基本合意書を締結しました。ベトナムでは半導体産業が国家戦略として位置づけられ、政府主導で積極的に産業育成が進められています。